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2004年3月23日(火)に行われた 「木の国 Wood Design コンテスト2004」の受賞風景
2004年3月23日、紀南流域林業活性化センター(西地区)主催の「木の国Wood Designコンテスト2004」において『新庄総合公園管理棟』が優秀賞を受賞し、表彰式が行われました!

 

主催/紀南流域林業活性化センター(西地区)
 
趣旨/
紀南流域林業活性化センターでは、森林を育成し、その木材を有効に活用する資源の循環利用に取り組んでいます。紀州材を多く使うことにより、木の国の森林と地域が元気になります。今回、紀州材のすてきな作品を募集し、木の魅力をアピールすることにより、森林設備の促進と地域の活性化を図ることを目的としております。
デザインコンペの対象/
紀州材を、構造や内装材などに使い、田辺市、西牟婁郡内に作られた建築や住宅、その他の木質構造物を対象とします。新築・増改築は問いません。
審査員/
榎本長治氏(紀南流域活性化センター会長、田辺市木材協同組合理事長)
坂本勝則氏(和歌山県林業試験場木材利用部長)
三澤文子氏(岐阜県立森林文化アカデミー教授)
松葉弘義氏(紀南流域活性化センター、和歌山県建築士会副会長)
木材納品/
施工者/(株)裏地工務店
中村伸吾
「いかなる技術も、地域の環境に適合していないならば、その地域に根ずくことはできない。」人工林との共生を目指し、木造建築物を考える時この言葉は特に大きな意味を持つと考える。この地に多く育つのは「杉と桧・樹齢40〜50・節あり並材」である。この地で主に工務を担当するのは地場の大工職である。公共施設であればこそ、規模の大きい木造建築といえども集成大断面や特殊構造に頼ることなく、通常手に入る材料で通常の木組みにて建物を成立させ、自治体としての姿勢を示すことは大事なことであろうと思う。
この建物は特に以下の事柄に留意して設計した。
杉、桧の節あり並材で構成する
軸組はグリッドにて構成し、間取りに優先する
伐採地での玉切り寸法(3・4・6m)に則った木使いを基本とする
大径木を使用しない。梁成通常8寸、最大でも9寸とする
伝統工法に偏りすぎることなく、必要に応じてDボルトやブレースシステムなども併用した在来軸組構法を採用する
夜景外観
木造架構によるスケルトンインフィルの実現。(構造体と間仕切り・内装・設備等の内部仕様を分離する建築方法。構造体の耐久性と内部仕様の更新性・可変性を飛躍的に高める。)2間グリッドの軸組がよく分かる。木材は地元でも手に入りやすいH=240のものが中心。もちろん節あり並材。地元大工による在来軸組構法。

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管理室内観
床板は桧エンコウ板張り。壁は桧板張り又は珪藻土塗り仕上げ。天井面は杉板張り。間仕切りはなるべく少なくして、空気量を確保する。天井板は屋根勾配に、もちろん外断熱の通気工法。
管理室内観
床板は桧エンコウ板張り。壁は桧板張り又は珪藻土塗り仕上げ。天井面は杉板張り。間仕切りはなるべく少なくして、空気量を確保する。天井板は屋根勾配に、もちろん外断熱の通気工法。

 
建物名 / 新庄総合公園管理棟
所在 / 和歌山県田辺市新庄町南内之浦
構造規模 / 木造2階建
主要用途 / 公園管理事務所(休憩所)
竣工 / 平成14年
延床面積 / 355.56u
特記事項 / 木の国 Wood Designコンテスト2004 優秀賞受賞
 
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