木に対するおおらかな憧れも見えるが、それよりも、林業、製材業の振興の観点から木材に注目した意見が多い。紀州材(木材)の長所と短所の分析から、現実の建築現場で起こるであろう問題まで、非常に具体的に、意欲的に言及されている。紀州材を使った家づくりがすでにイメージされている。住宅建築という行為が、地域の経済に与える影響の大きさを無意識に理解しているのだと推察できる。
節あり材の積極使用、杉厚板の利用はこの時点で提案されている。木材業界の問題点が具体性を持って語られている。意見の多さがこの項目に対する関心の高さをあらわす。 |
やっぱり木の家がいい。 |
紀州材の特性、優位性を認識しよう。 |
木材のわかりやすい説明が必要。 |
天然乾燥材の色の良さ。 |
天然乾燥には3ヶ月以上の時間が必要。 |
最近の住宅建築は工期が短い。 |
天然乾燥材には「割れ」が出る。 |
木材は乾燥すると収縮する。 |
木材強度と乾燥度には相関関係がある。 |
乾燥にはコストがかかる。 |
天然乾燥と人工乾燥の使い分けが必要。 |
他産地の木材との差別化が必要。 |
建築費アップにつながらない工夫がいる。 |
工期短縮の工夫がいる。 |
部材の標準化が必要。 |
木材には定期的なメンテナンスが必要。 |
杉の厚板を使いたい。 |
1等材、特1等材を使うことに意義がある。 |
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