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中村伸吾 建築設計理念 中村伸吾建築設計室

土間のある家
土間床は蓄熱体、暖炉の火が消えた後も室内をおだやかに暖め続ける。



きよら台の家
空気量を多く確保すること。風通しの良いプランとすることは、快適な住まいづくりの重要条件。
 間取りが決まればデザインが出来上がったと思っている人も少なくありません。もちろんそれらの行為はデザインの要素ではありますがすべてではありません。デザインとは、単に機能や美的造形だけを軸足とする活動ではなく、精神的・物質的に満足できる未来社会や生活のありようを形づくる義務や責任を負った活動であると理解したいものです。

 どう生きていくのか?そのためにどんな住まいが必要なのか?構造は鉄?コンクリート?木なら2×4がいいのか?在来工法か?どんな素材で造るのか?誰と創るのか?地域にどんな影響を与えるのか?それが自分にとって何を意味するのか?・・手順を踏まえながら一つ一つ判断することが必要です。デザインは目に見えるカタチを創造する行為であると解するだけでなく、使い方や環境との関係まで含めた総体としての造形活動だと考えるべきでしょう。
 住宅産業の発展とともに経済原理が最優先とされて本末転倒が始まりました。住まい手の元にあった家づくりの理屈は住まい手側を離れ、作り手側のものになってしまったのです。住まいは「商品」として氾濫しはじめ、住まい手は「消費者」にされてしまいました。しかし、「住まい」は住み続けるうちに、家族と一緒に呼吸し家族の思いを栄養としてやっと本当の「住まい」に育っていくものです。「住む」ということは、クリエイティブな行為であり住まい手はクリエイターです。断じて「消費者」ではありません。消費者の立場にあぐらをかいて満たされることを期待していても得られるものは少ないでしょう。住まいづくりは家族の幸せをカタチにしていく作業ですから住まい手自らも考え能動的に参加する姿勢が不可欠です。

 自分と向き合う、家族と向き合う、敷地と向き合う、地域と向き合う、地球と向き合う・・そうすることの中から「住まい」のイメージは出来てきます。多様な要求や諸条件を分析し、コンセプトのもとにそれらを具体的なカタチとして創造的かつ系統的に統合していく・・住まい手にとって最良のプランやシステムを構築するのが私の役目です。
 
 
デザイン(設計)とは
住まいを創る 「らしく」ありたい 提供したいもの 今しなければならないこと
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紀州材を使った木の家、木造住宅、在来工法、民家型工法、地域密着型(和歌山県)、外断熱通気工法の住宅設計|一級建築士事務所 中村伸吾建築設計室
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